日本薬剤師会 岩月会長への年始挨拶
2025年1月16日
1月16日、岩月進会長への年始挨拶のため、日本薬剤師会を訪問しました。
当会から伺ったのは酒井会長、千種副会長、東海林事務局長です。
中央が岩月会長です。
この機会に当会から、2月以降に品質管理、制度管理などについて意見交換をさせていただきたい旨申し入れました。
昨年来、機器類についてはその品質に関する提言が業界識者からなされています。当会主催のWEB研修や学会等でそのような提言を実際に見聞きした方もいらっしゃるのではないでしょうか。当会でも業界の動きに対応していきたいと考えております。
懇談の中で岩月会長から伺ったお話を箇条書きで共有いたします。
・昨年6月に会長に就任したので今後は諸々発信しようと考えている。
・品質管理、精度管理は必要である。酒造りの杜氏のような職人的な世界が存在するのは事実だが、マスプロ(大量生産)の世界は品質コントロールの「見える化」が必要。
・薬の世界では患者が自己決定する局面は少ない。薬剤師として患者自身が参加できる医療の構築に取り組んでいくべきではないか。
・自発的に行動するバイタリティ、コミュニケーション能力、想像力(患者さんが必要とすることに思いをいたし、心を配る能力)が薬剤師に必要とされている。
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就任以来、様々な場で精力的に発信を続ける岩月会長と今後も連携を図っていきたいと考えております。会員企業の皆様と業界団体、さらには現場の先生とをつないでいけるよう、当会は今後も取り組みを続けます。
どうぞよろしくお願いいたします。