第63回定時総会を開催しました
2024年6月27日
6月18日、お茶の水の東京ガーデンパレスで第63回定時総会を開催しました。
定時総会は会則により酒井会長が議長として進行しました。
議案として
第1号議案 令和5年度事業報告
第2号議案 令和5年度収支決算報告ならびに監査報告
第3号議案 令和6年度事業計画(案)審議
第4号議案 令和6年度収支予算(案)審議
について担当役員から説明し、提案の通り承認されました。
第1号議案 令和5年度事業報告から抜粋すると、
当期、4社の新規ご入会がありました。
東レ・メディカル株式会社
株式会社メルシー
株式会社島津製作所
株式会社イトーキ
令和5年度は7件の展示会を開催いたしました。
また、「中小企業等経営強化法における経営力向上設備等の税制措置に係る証明書発行」
については発行枚数は398通でした。
さらに、厚労科研(入江班)への協力も引き続き行いました。同研究班が3月3日に開催した公開シンポジウムには酒井会長が出席し、議論に参加いたしました。
さらに第3号議案 令和6年度事業計画案ですが、令和6年度は7回の展示会を計画しています。
《展示会開催予定》
日本病院薬剤師会関東ブロック第54回学術大会付設薬科機器展示会
(令和6年8月10日~11日、さいたま・大宮ソニックシティ)
第57回日本薬剤師会学術大会付設薬科機器展示会
(令和6年9月22日~23日、さいたまスーパーアリーナ)
第83回九州山口薬学大会付設薬科機器展示会
(令和6年10月13日~14日、かごしま県民交流センター)
第34回日本医療薬学会年会併催薬科機器展示会
(令和5年11月2日~4日、幕張メッセ)
第63回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会付設薬科機器展示会
(令和6年11月16日~17日、岡山・就実大学)
第46回日本病院薬剤師会近畿学術大会付設薬科機器展示会
(令和7年1月25日~26日、神戸国際展示場)
日本薬学会第145年会併催展示会
(令和7年3月27日~29日、マリンメッセ福岡B館)
続いて会場を移して懇親会を開催いたしました。およそ70名にご参加いただき、役員一同「本日の主役は会員の皆様」を合言葉に日頃の感謝をお伝えすることができました。
また、今年は本田あきこ参議院議員、日本病院薬剤師会・武田泰生会長から来賓ご挨拶を次の通り頂戴いたしました(要約)。お二方とも在宅医療の重要性について言及されました。協会へのご要望やご助言を今後の取り組みに活かしてまいります。
本田あきこ参議院議員
会員の皆様の日頃の事業活動によって、医療等の安全確保、現場業務の高度化・効率化につながっていることに敬意と感謝を申し上げます。薬科機器の進歩は目覚ましく、病院・薬局等に勤務する薬剤師にとっても多くの恩恵を受けています。
医療・介護の分野は在宅での対応が重要になってまいりますので、会員各社の技術・ノウハウを駆使し、医療等の安全確保と質の向上にご尽力いただけますことを祈念します。
日本病院薬剤師会武田泰生会長
対人業務を支援するような開発を。
調剤機器は時間創出のみならず、その先の薬物治療の質向上(直間接問わず)までを視野に入れた開発。単純に薬剤師が対物業務から離れることを目的とするのではなく、 安心安全な医薬品提供につながるような開発をお願いしたい。
在宅医療に着目した開発を。
入院患者が退院した後、クオリティが低下しがちな在宅(外来)での薬物治療管理も支援する視点での開発。これからの在宅医療は、外来診療の延長ではなく入院診療の延長であり、在宅医療チームの存在が極めて重要になる。しかし、常に専門職が在宅にいるわけではない。在宅での薬物治療管理(服薬確認、副作用等モニタリングetc.)をサポートできる、あるいは代替できるようなロボットの開発をお願いしたい。
続いて、商工組合 日本医療機器協会・中島孝夫理事長から乾杯のご発声をいただき、開宴となり、会員同士、活発な意見交換や議論をしている姿がそこかしこで見受けられました。