第60回定時総会を開催しました
2021年6月22日
当会は6月15日に第60回定時総会を開催しました。
昨年の第59回定時総会と同様に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点からWEBで開催いたしました。
開催に先立ち小川春雄事務局長より、委任状を含めた出席数の報告があり、総会成立を確認しました。
会長挨拶(のちほど記載します)、議長選出を経て議事を進め、令和2年度事業報告、令和2年度収支決算報告並びに監査報告、令和3年度事業計画案・収支予算案について担当理事より説明いたしました。
それぞれ執行部から説明・提案しました通りご承認いただきました。
今期は役員の任期満了年度ですので、引き続き役員改選を行いました。
現時点で未だコロナ禍を脱したとはいえず、会務を滞りなく進める危機管理の観点から、役員とその担当職務は留任とさせていただく、その旨提示し、ご承認いただきました。
総会後には、多年にわたり当会の会務にご尽力いただいた雉鼻一郎理事に対して、感謝状を贈呈いたしました。
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【開会挨拶(酒井会長)】
平素は協会活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大が長期化し、公私ともに大変な日々をお送りのことと存じます。皆様のご健康とご安全を心からお祈り申し上げます。
昨年に引き続き今年の総会も感染防止のため、テレビ会議を開催することとし、会員企業の皆様には事前に定時総会の議案書をお送りし、委任状をご提出いただくことにいたしました。
会議はZOOMにて公開し、会員の皆様にも傍聴していただきます。
一昨年までのように会員が一堂に会した場で御礼を申し上げ、また意見を交わすことができないことを大変残念で申し訳なく思っております。
令和2年度は中止となった九州山口(沖縄)以外、定例の6つの展示会を開催いたしました。日薬(札幌)は現地開催でしたが、そのほかの5つはWEB展示会となりました。
WEB開催について実機を前に先生方と商談を行う現地開催の展示会と比べ、期待されるPR効果が得られないという厳しいご意見をいただいております。改善が緊要であることを強く認識しております。
令和3年度も6つの展示会を予定しております。
関東ブロックと近畿はWEB開催が決定しておりますが、そのほか4つは5月1日現在、学会の公表に基づき現地開催で準備を進めております。
協会の令和2年度の決算が厳しいこと誠に申し訳ございません。
展示会の順調な開催を願っておりますが、令和3年度につきましても先行きが不透明な中、予算案より決算が厳しくなる可能性もあります。人件費の大幅な削減など、経営の合理化と経費節減を徹底いたします。
今後社会の安心、安全と健康への必要性はさらに高まり、薬科機器業界としては変革を伴いながら、発展の可能性が広がると思います。
日本薬科機器協会も新たな時代に対応し、会員企業と学会の発展に貢献できますよう、事業の変革と革新に挑戦を続けます。
今後とも会員企業の皆様のご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。皆様のご安全と商売繁盛をお祈りし、ご挨拶といたします。
【新役員代表挨拶(酒井会長)】
このたびの役員改選により、当会の会長に再任されました酒井哲嗣でございます。
新役員を代表してご挨拶申し上げます。
今回は日本薬科機器協会の危機管理としまして基本的に役員および担当職務については留任といたします。
日本薬科機器協会は、全国の調剤機器、薬学研究機器関連企業の総意を代表する団体として半世紀を超えて活動しております。
このような長い歴史と伝統を有する団体の会長にご選任いただき、大変光栄に存じますとともに、その重責に身の引き締まる思いでございます。
日本薬科機器協会は本年度6回の薬剤師業務と薬学研究に関する展示会を開催します。
単なる友好団体ではなく仕事と密着した実務団体として、その業界における役割と責任は大きいものがあります。展示会活動の充実と先生方とのコミュニケーションの緊密化を図り実行してまいります。
また、広報活動を強化し会員企業の情報発信と情報共有を促進します。薬科機器企業と先生方との情報のプラットフォーム作りをめざします。
私ども役員一同は、「会員サービスの充実、メリットを実感していただける事業の実施」を第一に考え、会員ならびに業界と学会の発展と向上のため、全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。
会員の皆さまには、今後とも、より一層のご支援・ご協力を賜わりますようお願い申し上げて、簡単ではございますが、就任のご挨拶とさせていただきます。
役員(2019年撮影)
http://www.nyk.gr.jp/overview_list.html