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第59回定時総会を開催しました

2020年6月25日

6月16日に第59回定時総会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点からWEB開催といたしました。
会員総数60社のうち、委任状を含めて46社の出席のもと、総会は成立しました。

総会開催にあたり酒井会長が「今年の総会は感染防止のためにWEB会議によって開催することとしました。令和2年度は7つの展示会を予定し、準備も進んでいますが、新型コロナウイルスの影響により、残念ながら先行き不透明と言わざるを得ません。しかし、日本薬科機器協会は学会と企業の橋渡しを強化してまいります。会員と先生方との緊密な人間関係作りを全力でお手伝いいたします」と挨拶しました。

挨拶の後、会則により酒井会長が議長に選出され、議事を進行しました。
議案として、令和元年度事業報告、令和元年度収支決算報告並びに監査報告、令和2年度事業計画案、収支予算案について担当理事から説明を行い、それぞれ原案通り承認されました。

《会長挨拶全文》
平素は協会活動にご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大で公私ともに大変な日々をお送りのことと存じます。
皆様のご健康とご安全を心からお祈り申し上げます。
今年の総会は感染防止のためにWEB会議によって開催することとし、会員企業の皆様には事前に定時総会の議案書をお送りし、委任状のご提出をいただくことにいたしました。
例年のように会員が一堂に会した場で、日頃の御礼を申し上げることや、事業に対するご意見を承ることができませんでした。大変残念で申し訳なく思っております。

協会の一番の仕事は展示会の開催です。令和元年度には5つの展示会を開催いたしましたが、メイン行事の日本薬学会第140年会は誠に残念でしたが中止となりました。
会員の皆様からは多数のご出展のお申し込みをいただき、またワークショップ、セミナー、企業・病院説明コーナーなど準備を進めていただいていただけに、多大なご迷惑とご不便をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
令和2年度は7つの展示会を予定し、学会の先生方との打ち合わせも進んでいます。
展示会の順調な開催を切に望んでおりますが、残念ながら先行き不透明と言わざるを得ません。
このような状況下で構築した予算でございますが、予定されている展示会事業を縮小せざるを得ない状況に陥る可能性も踏まえ、やむなく「暫定」という言葉を付けさせていただきました。
3密を避ける「新しい生活様式」では、人の移動・行動で制約が多く、学会や展示会のあり方も見直されることもあるかと思います。
しかし、将来的には社会の安心、安全への必要性はさらに高まり、医療業界としては変革を伴いながら発展の可能性が広がると思います。
展示会において、実機を前に先生方と企業がディスカッションと交流を重ねることは、これからも要望され継続されると思います。
日本薬科機器協会は学会と企業の橋渡しを強化し、会員企業の情報交換と情報発信の場として、先生方と皆様の共存共栄に貢献してまいります。
厳しい時代であればこそ求められる、魅力ある新製品開発と、先生方との緊密な人間関係作りを日本薬科機器協会は全力でお手伝いいたします。
今後とも会員企業の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。
皆様のご安全とご発展をお祈りしご挨拶といたします。
本年度も日本薬科機器協会をどうぞよろしくお願い申し上げます。


(写真は昨年の総会で撮影したものです)